「地球号の危機ニュースレター」544号(2026年6月号)を発行しました。

9月8日(火)「ホールディング・リアット」上映会

ホールディング・リアット

©Meridian Hill Pictures

ホールディング・リアット

2023年10⽉7⽇の朝、ガザ地区との境界から2km⾜らずの場所にあるイスラエル南⻄部のキブツ(農業共同体)、ニールオズがガザから侵⼊したハマスの武装勢⼒に襲撃される。住⺠およそ400⼈のうち、4分の1が殺害されるか⼈質となるという壊滅的な被害を受け、リアット・ベイニン・アツィリと夫アヴィヴもガザへと連れ去られる。⽗イェフダら家族は、2⼈を救うため必死の⾏動を開始する。リアットがアメリカ国籍を持つことから、イェフダは⼈質解放を求め、バイデン政権に働きかける代表団の⼀員として訪⽶する。しかしそこで、⼈質家族の存在が、イスラエル政府による戦争継続の「理由」として利⽤されている現実を知り、愕然とする。

家族の救出を巡り浮き彫りになる交錯する価値観

ネタニヤフ政権に批判的なイェフダは、⾸相は⾃⾝の投獄を免れるために戦争を⻑引かせていると⾮難する。⼀⽅、批判よりも救出を優先すべきだと反発する家族や関係者も。しかしイェフダの兄で中東史の教授、ジョエル・ベイニンの視点は⼀線を画す。かつてイスラエルに移住したジョエルは、暮らしたキブツがパレスチナ⼈の村の上に建てられたことを知り、アメリカへ戻った⼈物だ。彼は、10⽉7⽇以前からの構造的問題に⽬を向ける必要性を訴える。愛する家族の安全な帰還を切望する切実な視点を軸に、政治、歴史、分断された価値観が交錯する本作は、イスラエル・パレスチナ問題に多層的な視座をもたらすドキュメンタリーとして話題を呼んでいる。

監督:ブランドン・クレーマー/プロデューサー:ランス・クレーマー、ダーレン・アロノフスキー他/編集:ジェフ・ギルバート/撮影監督:ヨニ・ブルック ⾳楽:ジョーダン・ダイクストラ/登場⼈物:リアット・ベイニン・アツィリ、イェフダ・ベイニン、ジョエル・ベイニン他/制作:プロトゾア・ピクチャーズ、メリディアン・ヒル・ピクチャーズ/配給:ユナイテッドピープル/97分/2025年/© Meridian Hill Pictures

参考 映画『ホールディング・リアット』公式ホームページ


イベントの開催概要

 日 時 2026 98(火)
19:00〜20:50(開場18:30)
会 場 大竹財団会議室
東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階
八重洲地下街24番出口・右階段すぐ
交 通 JR東日本 東京駅 八重洲中央口徒歩4分
京橋駅 銀座線京橋駅 G10 7出口徒歩3分
日本橋駅 東西線日本橋駅 T10銀座線日本橋駅 G11 B3出口徒歩4分
参加費 一般=500円
学生=無料
対 象 一般(どなたでも参加可能です)
定 員 24名 要予約
主 催 一般財団法人大竹財団


ホールディング・リアット

©Meridian Hill Pictures

ホールディング・リアット

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