「地球号の危機ニュースレター」526号(2024年4月号)を発行しました。

11月29日(火)「ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」上映会

ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇

あなたの買った魚は奴隷が捕ったものかもしれない。
騙され、拉致され、「海の奴隷」として漁船で働かされる男たち(ゴースト)。
彼らを救うべく一人のタイ人女性が命がけの航海へと漕ぎ出していく──

奴隷労働5年、7年、12年…
今日も東南アジアの海で「海の奴隷」が私たちの食卓に並ぶ魚を捕っている。

あなたの買っているシーフードやペットフードは「海の奴隷」が捕ったものかもしれない。信じられないかもしれないが、現代も奴隷が存在し、世界有数の水産大国であるタイには、人身売買業者に騙されるなどして漁船で奴隷労働者として働かされている「海の奴隷」が数万人存在するといわれている。

日本は決して無関係ではない。日本はタイの水産物輸入で世界第二位で、ツナ缶やエビなどを輸入している。キャットフードの約半分はタイ産だ。安さの裏側で犠牲になっている人々が存在する。本作は、タイの漁船から離島に逃げた人々を捜索し、救出すべく命がけの航海に出るタイ人女性、パティマ・タンプチャヤクル(2017年ノーベル平和賞ノミネート)たちの活動を追う。

奴隷労働5年、7年、12年──。ミャンマー、ラオス、カンボジアなど貧困国から集められ、売り飛ばされた男性たちをパティマたちは救うことが出来るだろうか?

監督:シャノン・サービス、ジェフリー・ウォルドロン/プロデューサー:ジョン・バウアマスター、シャノン・サービス/制作総指揮:ポール・アレン、キャロル・トムコ他/撮影:ジェフリー・ウォルドロン、ベイジル・チルダース、アレハンドロ・ウィルキンズ、ルーカス・ガス/出演:パティマ・タンプチャヤクル、トゥン・リン、チュティマ・シダサシアン(オイ)/制作:バルカンプロダクションズ、シーホースプロダクションズ/配給:ユナイテッドピープル/特別協力:WWFジャパン/2018年/アメリカ/90分/©Vulcan Productions, Inc. and Seahorse Productions, LLC.

参考 『ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇』公式サイトユナイテッドピープル


【新型コロナウイルス感染防止対策とお願い】

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  • 入場の際、アルコール消毒液による手指の消毒にご協力をお願いいたします。
  • 会場内ではマスク着用をお願いいたします。
  • 状況により開催中止となる場合もございます。大竹財団ホームページをご確認ください。

イベントの開催概要

 日 時  2022年 11月29日(火) 19:00〜20:30(開場18:30)

会 場  大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)

交 通  JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
       東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
       東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分

参加費  一般=500円/ 学生、大竹財団会員=無料

対 象  一般(どなたでも参加可能です)

定 員  20名(要予約)

主 催  一般財団法人大竹財団

チラシ  20221129flyer