標的
なぜ元新聞記者は“捏造記事”を書いたとして激しいバッシングに晒されたのかー
権力の前に萎縮して自主規制をはじめる大手マスコミ
民主主義の根幹を揺るがすジャーナリズムの危機に迫る
1991年8月、元「慰安婦」だった韓国人女性の証言を伝える記事を書いた朝日新聞大阪社会部記者(当時)の植村隆は、その中で彼女が女子挺身隊の名で戦場に連行され、日本軍人相手に性行為を強いられたという証言を報じた。日本政府は、「慰安婦」が強制的に戦地へ送られたことを裏付ける資料が発見されていないとして、慰安婦の募集に国家や軍部が関与したことを否定しているが、安倍晋三衆院議員が政権に復帰した後となる2014年以降、一部から「捏造記者」と彼への執拗なバッシングが始まった。
植村を「売国奴」「国賊」「反日」などと非難する誹謗中傷は次第にエスカレートし、彼が教職に就くことが内定していた大学、そして家族までもが卑劣な脅迫に曝された。この韓国人女性が名乗り出た後、他のメディアも同じような記事を伝えた中、なぜ彼だけが「標的」にされたのか?
一方、不当な攻撃によって言論を封じ込めようとする動きに対抗するために、大勢の市民や弁護士、マスコミ関係者らが支援に立ち上がった。
【新型コロナウイルス感染防止対策とお願い】
- 会場内が密閉空間にならないよう常時換気を徹底しておこないます。
- 参加者同士の間隔をあけるため、通常よりも座席数を減らします。
- 発熱や咳など、体調不良の方は参加をご遠慮くださいますようお願いいたします。
- 入場の際、アルコール消毒液による手指の消毒にご協力をお願いいたします。
- 会場内ではマスク着用をお願いいたします。
- 状況により開催中止となる場合もございます。大竹財団ホームページをご確認ください。
イベントの開催概要
日 時 2022年 11月1日(火) 19:00〜21:20(開場18:30)
会 場 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)
交 通 JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分
参加費 一般=500円/ 学生、大竹財団会員=無料
対 象 一般(どなたでも参加可能です)
定 員 20名(要予約)
主 催 一般財団法人大竹財団
チラシ 20221101flyer