講演「なぜ路上生活やネットカフェ生活から抜け出せないのか 〜東京を修繕しよう! つくろい東京ファンドの挑戦」
「行政がホームレス対策を進めているはずなのに、なぜまだ路上生活をしている人がたくさんいるのか?」「ネットカフェなどで暮らすワーキングプアはなぜそこから抜け出せないのか?」
生活保護を受ける人から生活保護費の大半を支払わせて相部屋の施設に押し込む「貧困ビジネス」が問題となり、「生活保護を受けたいが個室で住める所がない」という相談が増えた。しかし都内には生活困窮者を受け入れる施設が100近くあっても、個室の施設は少なく、相部屋生活になじめずに路上に戻ってしまうケースが目につくようになった。
きちんとした居住環境を提供することが支援の第一歩につながる。安心して過ごせる一時的な受け入れ施設として、すぐに入居できる個室シェルターをつくろう。稲葉さんたちは【つくろい東京ファンド】を立ち上げ、第一弾企画は、都内にあるビルを改装し、住まいのない生活困窮者のための個室シェルタープロジェクトがはじまった。住まいのない人たちが抱える様々な問題と支援のあり方、シェルターの準備から現在の状況、そして今後の展開についてお話をお聞きします。
イベントの開催概要
日 時 2014年 10月1日(水) 19:00〜21:00(開場18:30)
会 場 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)
交 通 JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分
講 師 稲葉剛さん(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
参加費 一般=500円/ 学生、大竹財団会員=無料
対 象 一般(どなたでも参加可能です)
定 員 30名(予約優先)
主 催 一般財団法人大竹財団