「地球号の危機ニュースレター」525号(2024年3月号)を発行しました。

4月25日(木)「Workers 被災地に起つ」上映会

映画『Workers 被災地に起つ』

明日をつくる、自分たちでつくる。 命残された者の使命として、現代を生きるひとりとしてー

2011年3月11日におこった東日本大震災。 大槌・気仙沼・亘理・登米— 「ひとり一人の願いと困った」からはじまるワーカーズコープの仕事おこしは、東北の被災地でもおこなわれてきた。

「放課後の子ども、障がい児を預かってくれる場を」と始まった居場所づくりは、いつしか誰もが集える町の拠点に・・・
「地元の資源を生かした地域の復興を」…と始めた産直は、障がいのある人や働くことが難しかった人たちが自身をもって働く場に・・・
「障がい児の一時預かりの場所を」と親たちとともに作った居場所は、自分らしく生きていく場に・・・
「林業の復興をとおして地元を元気に」と始まった林業チームは、いつしか村の復興に向け、ともに歩む仲間に・・・
小さな困りごとや願いが、“ひとり”から“みんな”につながっていく。

ときに不器用に、ときに無謀に、ともに向き合い動くなかで、優しく育まれるコミュニティの姿。 そこには、様々な課題を抱える日本のこれからを考える上で問い直されている「ともに生きる社会」の原点があった—

監督:森 康行/企画:田中羊子 横山哲平/ナレーター:山根基世/配給:一般社団法人 日本社会連帯機構、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会/製作著作:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会・センター事業団/2018年/89分

参考 映画「Workers 被災地に起つ」公式ホームページ

※ワーカーズコープ(協同労働の協同組合)とは? 働く人や市民がみんなで出資し、民主的に経営し、責任を分かちあい、人と地域に役立つ仕事をおこす協同組合。発祥の地ヨーロッパでは、働き方のひとつとして定着している。一般企業とは違い、ひとり一人が労働者であると同時に経営にも参加する、一人一票の対等な立場でおこなう新しい働き方で、おもにまちづくり関連事業、介護、子育て、就労支援、公共施設の管理運営、食・農・林業などの一次産業を柱に事業を全国で展開している。 現在、日本には、ワーカーズコープ(労働者協同組合)を規定する法律がなく、現在、国会では超党派の協同組合振興研究議員連盟、与党協同労働法制化ワーキングチームによる法制定に向けた議論が行われています。

イベントの開催概要

 日 時  2019年 4月25日(木) 19:00〜20:30(開場18:30)

会 場  大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)

交 通  JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
       東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
       東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分

参加費  一般=500円/ 学生、大竹財団会員=無料

対 象  一般(どなたでも参加可能です)

定 員  30名(要予約)

主 催  一般財団法人大竹財団

チラシ  20190425flyer