「地球号の危機ニュースレター」540号(2026年2月号)を発行しました。

4月7日(火)「医の倫理と戦争」上映会

医の倫理と戦争

©2025 Siglo

医の倫理と戦争

いま医療の現場で何が起きているのか

現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。

【企画者の言葉】

2013年に秘密保護法、201 4年に防衛装備移転三原則、2015年に安全保障関連法、2017年に共謀罪の創設、そして沖縄で、日本の各地で、米軍だけでなく自衛隊のミサイル基地が、弾薬庫が、着々と新たに作られている。多くの人々が、戦争に備える必要性を受け入れ始めているようにもみえる。戦争に備えることは、国策に動員され戦争に加担していく過程であったことを歴史から学ばなければならない。とりわけ医療者は戦争に真っ先に動員される。ナチスドイツに匹敵する日本の医療者による戦争犯罪の事実は、医療者さえも詳らかには知っていない。医療者が戦争に加担した歴史が、戦後アメリカとの密約のもと覆い隠されたまま戦後の医療界は形作られてきたからだ。戦後80年の節目に、映画でインタビューに応じてくれた各人からの共通のメッセージ、「戦争に備えるのではなく、医療者は戦争を起こさないことに全力をあげるべ き」を届けたい 。「倫理は法よりも高い基準の行為を要求し、ときには、医師に非倫理的行為を求める法には従わないことを要求します」。これは世界医師会の『倫理マニュアル』にある一文。「戦争を起こさないこと」はもちろん、「悪法には従わないこと」、それは容易なことではない。それでもなお、医の倫理にこそ従うべきであることが、真に医療者に問われている。伊藤真美(安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会)

監督・撮影・編集:山本草介/企画:伊藤真美/プロデューサー:山上徹二郎/撮影:辻智彦、伊東尚輝/撮影助手:小林沙優/整音:永濱清二/カラーグレーディング:辻智彦/音楽:田中教順/編集協力・パンフレット制作:世良田律子/宣伝デザイン:秋山京子/共同製作:安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会、シグロ/2025年/77分/©2025 Siglo

参考 映画『医の倫理と戦争』公式ホームページ


イベントの開催概要

 日 時 2026 47(火)
19:00〜20:20(開場18:30)
会 場 大竹財団会議室
東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階
八重洲地下街24番出口・右階段すぐ
交 通 JR東日本 東京駅 八重洲中央口徒歩4分
京橋駅 銀座線京橋駅 G10 7出口徒歩3分
日本橋駅 東西線日本橋駅 T10銀座線日本橋駅 G11 B3出口徒歩4分
参加費 一般=500円
学生=無料
対 象 一般(どなたでも参加可能です)
定 員 24名 要予約
主 催 一般財団法人大竹財団


医の倫理と戦争

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