OKAは手ぶらでやってくる
売られる子どもをなくしたいと日本を飛び出した
「一人NGOのOKA」こと栗本英世のカンボジアでの苦闘の記録
東南アジアで「ひとりNGO」として活動し、2022年に71歳でこの世を去った栗本英世の人生を、生前の彼の映像や、関係者の証言でひも解く。人身売買や地雷の危険にさらされた人々を支援し、子どもの教育のため草葺きの寺子屋を立てるなど、各地を奔走した栗本。いつも一文なしで、手ぶらで現れることから、いつしか「OKA(カンボジア語でチャンスの意)」と呼ばれるようになった。何が彼をそこまで駆り立てたのか。彼が残したものとはー?
監督は、主に近畿圏の民俗行事や芸能を記録し、市民活動やNGOを映像で支援するNPO映像も撮影してきた牧田敬祐。これまでに、大峯修験を記録した『峰入』(映文連アワード2017:部門優秀賞)、日中戦争時代の日本人反戦兵士を描いたドキュメンタリー映画『戦影』(2021)などを手がけてきた。
イベントの開催概要
| 日 時 | 2026年 3月 3日(火) 19:00〜20:30(開場18:30) |
| 会 場 | 大竹財団会議室 東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階 八重洲地下街24番出口・右階段すぐ |
| 交 通 | 京橋駅 日本橋駅 |
| 参加費 | 一般=500円 学生=無料 |
| 対 象 | 一般(どなたでも参加可能です) |
| 定 員 | 24名 要予約 |
| 主 催 | 一般財団法人大竹財団 |

ⒸNPO 映像記録法人、ウェストサイドプロダクツ

ⒸNPO 映像記録法人、ウェストサイドプロダクツ
上映会後の感想
《映画の感想》
映画を観るまで、こういう人がカンボジアの復興に尽力しているなんて知りませんでした。めちゃくちゃ地味で地道な活動ですが、現地の人たちが本当に欲していることを、やり続ける強い意志と深い慈愛の心がスゴイ!「手ぶら」でも、人ってたくさんのことができるんだな~と思いましたし、「人の立場に立って考える」ことより、その人がなんで、「そんな立場に立つことになったのか」を考える方が大事だよねと思いました。
《もっとも印象に残ったシーン》OKAを迎えるカンボジアの子どもたちの笑顔が、どの子もキラキラ輝いていて、とっても素敵でした。
《映画の感想》
失敗したことばかりを悔いているようでしたが、人生なんて失敗の連続ではないでしょうか。常に正解する成功ばかりの人生なんてそれこそありえない。OKAさんはそれを許せない、自分に厳しい人だったんですね。でも、常に偽善じゃないか自分の行動を疑い自問自答する姿勢はとても尊敬します。
《もっとも印象に残ったシーン》冒頭の著書「ボランティアは誰でもできる」の話。結局なんで誰でもできるというタイトルにつけたのか最後まで謎。むしろボランティアは誰でもできないけど、お金や物をあげることはできる人は多そう。困っている人にお金や物をあげてはいけないということも、結局は彼らのためにならないというだけじゃなく自尊心を奪い、寄付する側も彼らを簡単に助けられるという安直さだったり、優越性を感じさせる部分についても考えさせられた。
《映画の感想》
子どもが売られていかないようにと願ったOKAさんの支援活動。その場だけを助けられても結局は母子を引き離すことになったり、自立が困難になったり。支援する側として向き合うのではなく、まずは一人の友だちとして相手に向き合う。難しいようでもしかしたらそれが本来人付き合いとして当たり前なのかもしれないなと思わされました。
《もっとも印象に残ったシーン》暗黒街伝道団?のくだり、兄弟の盃を交わした云々とかの話はちょっと意味がよくわかりませんでした。ただそのネーミングだけは妙に印象に残った。
《映画の感想》
キリストは3年がんばって天国に行ったのか〜
《映画の感想》
栗本さんの魂に深く根付いたキリストの教え。人々に誤解され続けながらも成し遂げた「使命」。日本においての、ボランティアやキリスト教の概念、セオリーとはかけ離れた、常に物事の本質を、真実を問い続けた一生。…彼はただ、キリスト者だったのだと思う。
《もっとも印象に残ったシーン》車の後部座席で栗本さんが静かに「君もそこにいたのか」(黒人霊歌)を歌うシーン。OKAである前に、1人の人間としての心をさらけ出した、歌に込めた思いに感じ入りました。
《映画の感想》
栗本英世さんのことを始めて知りました。関盛さんが、日本でも同じことが起こっていると言われたことを、心に刻みました。
《映画の感想》
政治がどんどん戦争の方へ流れていって人間が数やコマの様に扱われている状態があたりまえになって、頭が一杯一杯になっていたので目の前の命を助けに行く人々の姿にもう一度「人間の姿」をみつけることが出来、心が強くなりました。


