「地球号の危機ニュースレター」521号(2023年11月号)を発行しました。
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 大竹財団では、主旨、活動目的を共にし、社会問題解決に取り組むNPOに助成金を給付しています。当財団の主旨や活動目的等をご理解いただいた上、対象事業か電話またはメールで確認された後、ご申請ください。【 随時申請を受付中

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最新イベント情報

11月28日(火)
「サイレント・フォールアウト 乳歯が語る大陸汚染」
上映会

サイレント・フォールアウト
© 伊東英朗事務所

 1951年、アメリカ大陸ネバダ核実験場で大気圏内核実験が始まった。計100回に及ぶ実験はアメリカ大陸を放射能汚染。それを実証しようとしたのは女性たちだった。「子どもの命を守りたい」。彼女たちの思いと行動が国を動かした歴史的事実とともに、放射能汚染に向き合う30人の証言と当時の文書から、いまなお潜む、“サイレント・フォールアウト、見えない放射性降下物”の実態をあぶり出す。

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12月12日(火)
「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」
上映会

写真:石川文洋
写真:石川文洋

 広島・長崎の核爆発の凄絶さを《原爆の図》15部に描きつづけた丸木位里・丸木俊が、晩年に取組んだのが地上戦を体験した沖縄戦だった。1982~87年、丸木夫妻は沖縄に通い続け、地上戦の「現場」に立ちながら沖縄戦を連作14部に描いた。ふたりは、沖縄島や近隣諸島をめぐり、体験者の話に全身全霊を傾け、沖縄に関連する160冊以上の本を読み、研究者を訪ねた。戦後78年、いまなお癒えることのない戦争の心の傷から絞り出すように語られた証言に〈かたち〉を与えていった。

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1月23日(火)
「ぼくたちの哲学教室」上映会

© Soilsiú Films, Aisling Productions, Clin d’oeil films, Zadig Productions,MMXXI
© Soilsiú Films, Aisling Productions, Clin d’oeil films, Zadig Productions,MMXXI

 北アイルランド、ベルファストにあるホーリークロス男子小学校。ここでは「哲学」が主要科目になっている。エルヴィス・プレスリーを愛し、威厳と愛嬌を兼ね備えたケヴィン校長は言う。「どんな意見にも価値がある」と。彼の教えのもと、子どもたちは異なる立場の意見に耳を傾けながら、自らの思考を整理し、言葉にしていく。授業に集中できない子や、喧嘩を繰り返す子には、先生たちが常に共感を示し、さりげなく対話を持ちかける。自らの内にある不安や怒り、衝動に気づき、コントロールすることが、生徒たちの身を守る何よりの武器となるとケヴィン校長は知っている。

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