世界では8億人が飢餓に苦しみ、年間970万人の子どもたち(5歳未満)が予防可能な病気などで死亡しています。
また、1分間に1人の女性が妊娠・出産で死亡し、11億人が安全な水を利用できず、1日に4000人が汚染された水による下痢で死亡しています。
>この危機的ともいえる状況の中、貧しい国ぐには豊かな国ぐにへの借金の支払いを続けています。
1985年、20世紀最大規模のコンサート「ライブ・エイド」が集めたアフリカへのチャリティ募金は、約280億円という巨額なものでした。
しかし、それはアフリカにとって巨額な債務返済分のたった4日分にしかすぎません。
世界の貧しさがどこまでほっとけないものなのか、また、貧しい国ぐにの“借金”=債務をめぐって、今どのようなことが行われているのか。
債務という一見とっつきにくい、しかしながら非常に重要なテーマについて、 だれでも気軽に手にとって読めるパンフレットがあれば…。
そうした思いからできたものです。 ぜひお手にとって、ご一読していただければ幸いです。 できる限り多くの方々に読んでいただきたいと、無料でお配りしております。
『280億円はたったの4日分にすぎない』は、貧しい国ぐにが抱える返済不可能な“債務”について、わかりやすく書いたパンフレット。2008年3月、財団法人大竹財団(現・一般財団法人大竹財団)とアジア太平洋資料センター(PARC)が共同で発行しました。
なお、冊子の無料配付は終了しております。PDFをダウンロードしてご覧ください。