「地球号の危機ニュースレター」526号(2024年4月号)を発行しました。

9月5日(火)「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」上映会

目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

©ALPS PICTURES

目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

目の見えない人はどうやってアートを見るのだろう

恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の白鳥建二さん。その日、作品を前に彼語る言葉を聞きながら「全盲でもアートを見ることはできるのかも」と思うようになった。そして自らあちこちの美術館の門を叩いた白鳥さんは、いつの間にか「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出した。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」、その友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々と紡ぎ出す豊かな会話を追ったドキュメンタリーである。

水戸から東京、新潟、そして福島へ。アートをめぐりながら、白鳥さんは旅をしていく。カメラは、その旅路や見えない日常を追い続ける。いつしか、一緒に見る人たちも、白鳥さん自身も何かが少しずつ変わっていって…。

答えのない問いを胸に抱えながら、分断の時代を生きるわたしたち。アートの力とはなにか。障害とは何か。見えないからこそ見えてくるものはあるのか。異なる背景の人々が一緒に作品を見る意味、そして「見える」「見えない」、障害と健常、アーティストと鑑賞者といった「線」を超えようとする人々。他の誰にもなれない孤独な存在と豊かでのびのびとした会話が生み出す静かな波を映し出す。

出演:白鳥建二、佐藤麻衣子、川内有緒、森山純子、ホシノマサハル、大政愛、猪苗代町の人々ほか/アニメーション:森下豊子、森下征治(Ms.Morison)/音楽:権頭真由、佐藤公哉(3日満月)/企画・構成:川内有緒/撮影・編集:三好大輔/監督:三好大輔、川内有緒/2022年/107分/製作・配給:ALPS PICTURES INC.

参考 映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』公式サイト


【新型コロナウイルス感染防止対策とお願い】

  • 発熱や咳など、体調不良の方は参加をご遠慮くださいますようお願いいたします。
  • 会場内でのマスク着用については、個々人の判断にお任せして自由とさせていただきます。
  • 引き続き会場内が密閉空間にならないよう常時換気をおこない、座席も減らしたまま間隔をあけて開催します。
  • 状況により開催中止となる場合もございます。大竹財団ホームページをご確認ください。

イベントの開催概要

 日 時 2023 95(火)
19:00〜20:50(開場18:30)
会 場 大竹財団会議室
東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階
八重洲地下街24番出口・右階段すぐ
交 通 JR東日本 東京駅 八重洲中央口徒歩4分
京橋駅 銀座線京橋駅 G10 7出口徒歩3分
日本橋駅 東西線日本橋駅 T10銀座線日本橋駅 G11 B3出口徒歩4分
参加費 一般=500円
学生=無料
対 象 一般(どなたでも参加可能です)
定 員 24名 要予約
主 催 一般財団法人大竹財団


目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

©ALPS PICTURES

目の見えない白鳥さん、アートを見にいく

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