便利な生活を支える電気。わたしたちにとって電気のない生活はもはや考えられません。
しかし数十年後には、石油が枯渇がすることが容易に想像できる現在、これから先もずっと湯水のように電気を使い続ける生活をしていてもいいのでしょうか。
このままエネルギーを浪費するだけの生活を維持していったとしたら、資源を枯渇させ、環境を汚しつくしてしまうでしょう。また原子力発電によって出る処分することができない危険な放射性廃棄物を遺していったとしたら、後世の子孫たちから私たちの世代は何と呼ばれるでしょうか。
身のまわりの生活を見直していくとともに、枯渇する燃料には頼らず、そしてなるべく環境に負荷をかけない、次世代にも迷惑をかけない電気を選ぶことができたら…。
日本ではいまはまだ、使う電気を選べる選択の余地はほとんどありません。でもまずは何が「環境にやさしい電気か」を知ることからはじめていきたいと思います。
みんなが本当のことを知ること、私たちひとりひとりが意識を変え、そして行動していくことで、少しずつかもしれませんが未来は変わっていくはずです。わたしたちの子どもたちに、後々の世代に、よりよい環境を、よりよい未来を残せるように。
パンフレット『ホントに環境にやさしい電気とは?』は東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の後、2011年5月に大竹財団より発行いたしました<B6判/16ページ/カラー>。
なお、冊子の無料配付は終了しております。PDFをダウンロードしてご覧ください。