「地球号の危機ニュースレター」526号(2024年4月号)を発行しました。

7月18日(木)「ぼけますから、よろしくお願いします。」上映会

映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』

母、87歳、認知症。 父、95歳、初めての家事。

広島県呉市。この街で生まれ育った「私」(監督・信友直子)は、ドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター。18歳で大学進学のために上京して以来、40年近く東京暮らしを続けている。結婚もせず仕事に没頭するひとり娘を、両親は遠くから静かに見守っている。 そんな「私」に45歳の時、乳がんが見つかる。めそめそしてばかりの娘を、ユーモアたっぷりの愛情で支える母。母の助けで人生最大の危機を乗り越えた「私」は、父と母の記録を撮り始める。だが、ファインダーを通し、「私」は少しずつ母の変化に気づき始めた… 病気に直面し苦悩する母。95歳で初めてリンゴの皮をむく父。仕事を捨て実家に帰る決心がつかず揺れる「私」に父は言う。「(介護は)わしがやる。あんたはあんたの仕事をせい」。そして「私」は、両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始め−−−

大反響のテレビドキュメンタリー、待望の映画化。

娘である「私」の視点から、認知症の患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。2016年9月にフジテレビ/関西テレビ「Mr.サンデー」で2週にわたり特集され、大反響を呼んだ。その後、継続取材を行い、2017年10月にBSフジで放送されると、視聴者から再放送の希望が殺到。本作は、その番組をもとに、追加取材と再編集を行った完全版である。娘として手をさしのべつつも、制作者としてのまなざしを愛する両親にまっすぐに向けた意欲作。
監督・撮影・語り:信友直子/プロデューサー:大島新、濱潤/共同プロデューサー:前田亜紀、堀治樹、山口浩史/編集:目見田健/実景撮影:南幸男/音響効果:金田智子/ライン編集:池田聡/整音:富永憲一/配給宣伝協力:ポレポレ東中野、ウッキー・プロダクション/製作・配給:ネツゲン、フジテレビ、関西テレビ/2018年/102分/©2018「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会
参考 映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』公式ホームページ

イベントの開催概要

 日 時  2019年7月18日(木) 19:00〜20:50(開場18:30)

会 場  大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)

交 通  JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ) 東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分 東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分

参加費  一般=500円/ 学生、大竹財団会員=無料

対 象  一般(どなたでも参加可能です)

定 員  30名(要予約)

主 催  一般財団法人大竹財団

チラシ  20190718flyer

 
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