HOME ニュースレター 『地球号の危機ニュースレター』No.355(2010年1月号)
『地球号の危機ニュースレター』No.355(2010年1月号) 印刷 Eメール

 

地球号の危機ニュースレター

環境、エネルギー、人口問題をはじめ様々な社会問題をテーマに、国内外の状況を紹介・分析・論評。マスメディアなどに取り上げられにくいローカルな情報も豊富。

B5判・年12回発行
一部定価 200円(送料90円)
年間購読料 2,000円(送料込)
発行元:財団法人大竹財団

 

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355号 目次

 

アニマルウェルフェア畜産を考える最終回 
旭川の小さな牧場と「美瑛ファーム」の取りくみから
[滝川康治/北海道在住]

北海道旭川市の中心部から車で10数分のところに、8等の乳牛(うち親牛6頭)を飼い、乳製品づくりも手がける「クリーマリー農夢」という小さな牧場がある。帯広畜産大の研究者から、「アニマルウェルフェアを実践している牧場なので、取材してみるといいのでは」と薦められ、この夏、訪れてみた。日本のいたるところで牛を建物のなかに閉じ込めて飼い、“牛乳製造装置”として扱う傾向が強まっている。が、「クリーマリー農夢」はまったく違う。.....

 

資料・本紹介

  • スペイン発:水を使った画期的な省エネ窓ガラス
  • タバコ生産で荒廃するアフリカの小国マラウイ

 

<メール>より

  • 電力会社の代弁記事にも見えるのだが…
  • 買い取り負担に国民は否定的?! 中川修治

 

カンボジア通信 [阿木幸男]

戦後復興17年目のカンボジア、昨秋のグローバル経済の悪化は、都市のみならず農村に深刻な影響を及ぼしている。プノンペン市内の200余りの向上が倒産した。農村から仕事を求めてやって来た多くの若者たち、とりわけ10代、20代前半の女性たちが失業に追い込まれた。田舎に戻っても仕事はほとんどなく、劣悪な肉体労働に就いたり、借金を抱える家族のために売春宿で働く女性たちもいると、知り合いのカンボジア人学生から聞いた。
9月に大学を卒業したY君は大学生の就職状況を次のように語ってくれた。「不景気になり、ますます就職はむずかしくなりました。大学の上位10番ぐらいの学生が役所や企業への就職が決まりました。僕は20番の成績ですから、面接を8回受けましたが、すべてダメでした .....

 

バングラデシュの飲料水対策を見る(1)
[井田均/市民エネルギー研究所]

100mも行かないうちに黄色い雨水タンクが見えた。日本の雨水利用市民の会が資金を提供、バングラデシュのNPOのRPOが建設地点を選び、この年2009年の9月に建設したものだ。
タンクの直径は2m、高さは1.8mで最大容量は4.4t。幅30cm、長さ1m強の湾曲したコンクリートブロックを円形にセット、これを6段重ねて直径2mm弱のワイヤーで周囲を巻く。最後に黄色い水を通さない塗料を塗って完成だ。雨水は屋根に降ったものを庇(ひさし)を嚙むように切ったプラスチック製のパイプで集める。微少なゴミなどの汚れが混入する恐れがある初期雨水を排除する装置を経て、雨水はタンクに貯まる。 .....