HOME ニュースレター 『地球号の危機ニュースレター』No.402(2013年12月号)
『地球号の危機ニュースレター』No.402(2013年12月号) 印刷 Eメール

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地球号の危機ニュースレター

環境、エネルギー、人口問題をはじめ様々な社会問題をテーマに、国内外の状況を紹介・分析・論評。マスメディアなどに取り上げられにくいローカルな情報も豊富。

B5判・年12回発行
一部定価 200円(送料80円)
年間購読料 2,000円(送料込)
発行元:一般財団法人大竹財団

 

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402号 目次

 

資料・本紹介

  • 2013年第1四半期の風力発電市場動向
  • 81mのタービンブレード、試験開始

 

<エッセイ>オレンジリボン
[湯木恵美]

 

「第三次産業革命」に取り組む仏ノールバドカレー地域圏
[渡辺一敏]

ベルギーと国境を接するフランス北東部のノールバドカレー(Nor-Pas-de-Calais)地域圏で、アメリカの経済・未来学者ジェレミー・リフキン氏(Jeremy Rifkin、68才)が提唱する「第三次産業革命」を実現しようという計画が進められている。同氏は10月中にノールバドカレーの中心都市リールで開催された国際シンポジウム「責任ある経済の世界フォーラム(World Forum Lille)」で、同地域圏を自らのビジョンに基づいて抜本的に改造するためのマスタープランを提示した。自治体レベルでのエネルギー転換政策として、これは極めて野心的な試みであり、それだけに注目度も高いが、他方では、非現実的だとの批判も寄せられている。.....

 

新エネルギー紀行(4)
[井田均]

 

<大竹財団講演会報告>
終わらない紛争、それでもここで生きていく
~スーダン・南コルドファン州での紛争被災民支援報告
講師:今井高樹さん

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スーダンは二年前、スーダンと南スーダンに分かれましたが、二国間の緊張は南スーダン独立後もずっと続いています。私たちJVCが活動している南コルドファン州の紛争は2011年6月、ちょうど南スーダンの独立する直前に勃発しました。紛争の当事者はスーダン政府軍とSPLM-N(Sudan People's Liberation Movement North)という、スーダン人民解放軍 “北部”の二つが戦っています。この南コルドファン州は、州の真ん中辺りにヌバ山地と呼ばれる地域があり、ヌバの人たちは独自の言語・文化を持ち、伝統的な信仰を守っている人たちです。ヌバの人たちは、もともとスーダンは自分たちの祖先が住んでいたところだという意識が結構あります。自分たちこそスーダン人で、たまたま移り住んでいまヌバにいるのだと。19世紀以降、アラブ人たちがヌバにも進入してきて奴隷狩りがおこなわれたり、植民地時代を通じて現在に至るまでスーダンの社会の中では劣位に置かれていました。