HOME ニュースレター 『地球号の危機ニュースレター』No.401(2013年11月号)
『地球号の危機ニュースレター』No.401(2013年11月号) 印刷 Eメール

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地球号の危機ニュースレター

環境、エネルギー、人口問題をはじめ様々な社会問題をテーマに、国内外の状況を紹介・分析・論評。マスメディアなどに取り上げられにくいローカルな情報も豊富。

B5判・年12回発行
一部定価 200円(送料80円)
年間購読料 2,000円(送料込)
発行元:一般財団法人大竹財団

 

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401号 目次

 

資料・本紹介

  • 中国の洋上風力発電目標、達成困難か?
  • 英国:次世代洋上タービンに期待

 

公教育の危機に瀕するメキシコ

 

10月11日の出来事
[渡辺一敏]

10月11日は特に何かの記念日というわけでもなさそうだが、今年の10月11日にフランスとヨーロッパのエネルギー・環境政策を象徴するような出来事が重なった。ブリュッセルではヨーロッパの電力大手企業10社の経営者が会合し、欧州委員会に対してエネルギー政策の軌道修正を求めた。10社は特に再生可能エネルギーへの行きすぎた公的支援策が電力市場にもたらした不均衡を批判し、風力発電や太陽光発電はすでに成熟期に到達した再生可能エネルギーに対する支援の停止を要求した。これらの企業は過去にも繰り返し、再生可能エネルギーの発展を優先する「エネルギー転換政策」が招いた市場の歪みを指摘してきた。.....

 

新エネルギー紀行
ユーラシア大陸地上大縦横走(2)-ⅱ ※<399号(2)のつづき>
[井田均]

 

<大竹財団講演会報告>
『ショック・ドクトリン』上映会+トークライブ
講師:中山智香子さん、内田聖子さん

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映画の中で比較的多くチリの話が出るのですがそれが第一のポイントです。新自由主義と言うと普通、1980年代に出てくる英米圏のサッチャーやレーガン、日本で言うとその時期は中曽根ですが、それらに先立ってすでに70年代にチリで始まったのです。1973年9月11日、ピノチェト将軍がクーデタを起こしました。クーデタの後にスタジアムに人を収容したり、虐殺を行ったり、拉致を行ったり、反対者、批判者たちを非人道的に弾圧しながら、市場開放の経済政策を進めました。これまで、この二つは別の物事として理解されていた。確かにピノチェトはとんでもないが、経済政策としては「チリの奇蹟」であると。新自由主義的な政策によりいろんな国がチリの産物、農産物などを貿易で買えるようになった、チリには外国資本が自由に参入するようになった。このこと自体はいいことなのだと理解されてきた。